どのような時?
尿もれで受診する患者さんに、医師は必ず「どのような時に尿もれが起こりますか?」という問診を行います。その理由はもれる時によって尿失禁のタイプや程度が異なり、その問診の結果によって治療方針が異なるからです。ですので患者さん的にはどのような時に尿もれがするのか自分なりに把握しておく必要があります。もちろんきちんと自分なりに理解している人もいますが、「えっ、えーと、いつももれています」というような答えであったり、「いつもれているのかわかりません」というような答えが返ってくることがあります。24時間いつももれ続けるというのはあまり現実的ではありませんし、気がつかない時にもれるというのも、全くないわけではありませんが、比較的稀です。一般的にはパットをつけていてもあっもれた!ってわかることが多いと思います。
尿もれがどのような時に起こっているのかしっかり把握すること、それは治療の第一歩だと思います。このことに気をつけてみてください。
明日は鴨川で手術です。鴨川はやっぱ田舎で、あまり「密」になることがありません。これはいいことですね。頑張っていきましょう!