2018年11月22日
外来の奥深さ!
外来をやっていて気がつくこと、それは患者さんが外来にはじめてきてどのような気持ちで帰るのかはとても大切ですね。それを決めるのが我々医療者ですから。
我々がやるべきこと、まず患者さんがこられた場合に、どのような状態かを診察し、その結果を説明し、そして可能な治療方針なども説明します。いってみれば単純ですが、100人いれば100人違います。それを的確に診断し、適切な選択肢を提示するのは簡単なことではありません。
そして、もちろん今は治療は患者さんが選ぶ時代です。我々が無理矢理治療を決めることはありません。専門家としてアドバスは行いますが、最終的には患者さんが決めるべきだと思います。我々はその決定をあくまでもサポートする。確かに判断が難しい場合もありますが、それは正直に患者さんに伝えます。その患者さんのベストを見極める力が我々に求められている気がします。確かに一流の魚屋さんは魚をみて、その生きの良さを判断し、一流の果物屋さんは食べることなく、スイカやメロンの甘さを見極めることができますから。我々のその眼を鍛えることは大切だと思います。
外来というものは非常に奥深いものだと思います。まだまだ成長していきたいと思います。
Filed under: 未分類 — nomusan 11:55 PM