月曜日から北九州ウロギネウィークの外来部門もスタートしました。月曜日は尿失禁のデバイスメーカーであるボストンのプロダクトマネージャー、あわ姫(仮名)が手術の勉強に東京からこられました。自社製品を中心に熱心に勉強されていました。自社の製品の使われ方をよく知るということは非常に大切だと思い、このような勉強は意義深いと思いました。我々もメーカ側とタイアップして製品の機能を最大限に生かす努力をしていかないとと思った次第です。
尿失禁のテープも骨盤臓器脱のメッシュも元はといえばポリプロピレンメッシュという単なる糸です。それを編んでつくっているだけです。ただし、それでは単なるテープでありメッシュです。そこに医療者が手術手技の過程において魂を込めることで単なるテープやメッシュが医療機器となるんですよね。そして魂のこもったテープやメッシュで治療でき、患者さんの病気を治し、最終的には患者さんの快適な生活に貢献していくということになります。魂をこめるってどうすんの?と思われた方もいるとおもいます。これは言葉ではあらわせませんが、手術の中で自然に現れるオーラのようなもので、「これでよくなるオーラ!」がのむさんの体からいっぱいでています(笑)。それをメッシュやテープに込めていくんですよね、ちょうど職人が丹念にものをつくっていくときのように。のむさんをはじめこの病気の専門家はおそらく、高いレベルで製品に魂を込めることができます。しかしながらその他の多くの泌尿器医または産婦人科医はどのように魂をこめるかを知らないか、魂の込め方のレベルが低いのだと思います。そのへんをメーカーがサポートするようなことも大切ではないかと感じております。

あわ姫とともに!あわ姫もきっと魂を感じたのではないかと思います。

なおりん、はるなちゃんのメディカルクラークとともに。
今日はお休み。明日からも頑張りましょう!!!