2010年10月29日
電話相談を終えて
10月26日、27日に亀田メディカルセンターで、骨盤臓器脱と尿もれの電話相談を行いました。
2日間でしたが関東一円から13名の相談をうけ、やはりこの病気は悩みが深いことを実感しました。
この電話相談はひまわり会(もと患者の会)が中心となり、全国でおこなわれたものです。
相談された方は、受診までは思いきれないけど、相談くらいならという人から、ぜひとも受診したいという人まで様々でした。
皆さんが決まって口にするのは「どこに相談したら良いのか分からなかった・・・」ということ。
やはりそうなんでしょうね。産婦人科?泌尿器科?ってことになると思います。
実際に受診したことはあっても、下がっていないとか、少し様子をみましょうとかいわれて、あまり解決しなかった人もおられ、
やはり産婦人科と泌尿器科の境界域にある病気なので、患者さんにとってだけでなく、医療者にとっても、なかなか、
とっつきにくい領域なのでしょう。
この病気を治療しようとすると、産婦人科だけでなく、泌尿器科の知識や技術も必要となりますので、
専門治療を行っている医療機関の充実が期待されます。
Filed under: 未分類 — nomusan 7:17 PM