2012年12月17日
エコーを用いたナビゲーションTVM
エコーって普通に医療の中で使われていますよね。このエコーってものすごく進歩しており、今やウロギネの中でも診断のためのなくてはならないものです。そして重要なのは治療のために使われるメッシュってエコーでしかみえないんですよね。体の中に挿入されたメッシュはCTやMRIではみえませんが、エコーでははっきりみえます。ちゃんと入れられたメッシュはきちんとのびていて、本当に美しく、体の一部のようになります。術後、かなり経過すると体になじんてきて、みえにくくなりますが、その変化もエコーではとらえられます。一方、いまいちのメッシュはしわがよったりして、いまいちなんですよね。それもエコーでしっかりみえます。ですので骨盤臓器脱の手術は専門的に行っているところで、しっかりと治療したほうがよいと思われます。
我々はさらにレベルをたかめるということで術中にもエコーを用いてナビゲーションTVMという術式を行っております。これは全国でもいくつかの病院でしかできない高度な技術なんですよね。つまり手術前からエコーで臓器を確認して、その人にあった最適なメッシュ挿入をエコーを用いてナビゲーションするというような方法です。
ナビゲーションTVMを行ったから医療費が高くなるというわけではありませんからご心配なく(笑)!これは我々がより高いレベルの医療を提供したいという気持ちの現れです。医療って、これでいいとかいうことはないんですよね。さらに上を目指していくのが我々の仕事ですから。
今週も頑張っていきましょう!
Filed under: 未分類 — nomusan 6:36 AM