2012年2月16日
ロコモ予防でますます元気に!
今、亀田総合病院では、骨盤臓器脱の治療に術後の運動機能アップの目的でリハビリをとりいれています。運動機能の曲がり角はやはり50歳くらい。そのくらいになると閉経し、女性ホルモンが低下し、骨がよわくなったり、筋力がおちてきたりします。それにともない運動機能が落ちてきたりして、転倒などをリスクが高くなっていきます。このような加齢にともない運動機能が低下してくる状態をロコモ(ロコモーティブシンドロームの略)といいます。メタボと似ている言葉ですが、ロコモは運動機能の低下です。このロコモは近年非常に注目されており、今後メタボと同様に国民病の一つとして認識されるのではと考えられています。
これまでの調査から骨盤臓器脱の患者さんは運動機能がやや低下している傾向があるロコモ予備軍といえます。これは臓器の下垂が関係しているのかもしれません。
骨盤臓器脱の治療により、臓器下垂がなおって運動しやすくなったけど、どのような運動をしていいのかわからないというのでは困りますので、ロコモ予防にいい運動などを当院のリハビリチームから指導してもらっています。やはり専門家からの適切な運動のアドバイスはいいですね。非常にためになると好評を得ています。骨盤臓器脱を治療するだけでなく、生き生きとした生活のためにロコモを予防してますます元気になりましょう!!
亀田のリハビリチームとともに!今後もがんばっていきましょう!
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