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骨盤臓器脱治療、尿漏れ治療など、女性QOL疾患を真剣に考える専門医師のサイト

プロフィールprofile

子宮脱・膀胱脱・直腸脱(骨盤臓器脱)、尿もれ、頻尿などのウロギネ専門医をご存じですか?
Uro(泌尿器科)+Gyne(婦人科)= Urogyne(ウロギネ)ウロギネとは、泌尿器科(urology)と婦人科(gynecology)の造語で、正式にはウロギネコロジーと言います。女性特有疾患である子宮脱、膀胱脱、直腸脱(骨盤臓器脱)は、一般的に婦人科の病気と思われがちですが実は骨盤臓器脱で最も多く下垂してくる臓器は、膀胱です(膀胱脱)。そのため、頻尿、排尿困難、尿もれ、といった排尿に関する症状が多くみられ、婦人科的のみならず、泌尿器科的アプローチが必要になります。 両科の専門知識をもった婦人泌尿器科を「ウロギネコロジー」と言います

専門分野

子宮脱・膀胱脱・直腸脱(骨盤臓器脱)、尿もれ、間質性膀胱炎、過活動膀胱、排尿障害       

出身大学

産業医科大学

趣味

読書、旅行、ゴルフ


一口コラム

実はウロギネの手術って例えると、『お寿司を握る』ようなものなんですよね 。お寿司ってシャリを握って、その上に魚などのネタがのっていればお寿司は お寿司です。いってみれば誰でも握れるんですよね。でも出来上がったものみ ると一流の寿司職人が握るものと、素人が握るものは味、見栄えともに全く違 うものができてしまうんですよね。ウロギネの手術も同じです。ある程度経験 のある泌尿器科医、産婦人科医であればウロギネの手術は行うことはできると 思います。ただ同じ手術を行ったとしても、ウロギネの専門医と一般の泌尿器 科医、産婦人科医とでは全く違う出来映えになってしまうんですよね。それで ウロギネ診療を受ける場合には、この分野のしっかりした経験がある医師を選 んでもらいたいと思います。
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ウロギネ専門医 | 野村昌良

こんにちは、骨盤臓器脱(子宮脱、膀胱脱、直腸脱)や尿失禁などを診るウロギネコロジー専門医の野村です。現在、千葉県鴨川市で、日本でも有数の専門施設である亀田メディカルセンターのウロギネコロジーセンターで、治療を行っております。私は福岡県北九州市にある産業医科大学病院在学中から、一貫してこの疾患の治療に取り組んできました。 泌尿器科と婦人科の両科でトレーニングを受け、両方の分野に対応可能な日本でも非常に少ない医師です。この両科の経験は、骨盤臓器脱(子宮脱、膀胱脱、直腸脱)や尿失禁のハイレベル治療に貢献すると自負しております。 是非、骨盤臓器脱( 子宮脱、膀胱脱、直腸脱)、尿もれや慢性的な頻尿など『女性のシモのこと』でお悩みのかたは、お気軽にご相談ください。

経歴

1993年 産業医科大学 臨床研修医
1994年 福島労災病院 〃
1997年 産業医科大学 専門修練医 産業医科大学 大学院医学研究科2000年 医学博士取得
2000年 米国ロックフェラー大学 神経生物学&行動学
2003年 産業医科大学 助手
2006年 産業医科大学 助教
2008年 九州労災病院 副部長
2009年 亀田メディカルセンター、産婦人科部長代理
(ウロギネ副センター長)として着任
2010年 亀田メディカルセンター、ウロギネセンター長

国内外30か所でのTVM(メッシュ)手術研修

Cosson先生(左)
TVM手術を開発したフランスのCosson先生から直接指導を受けました。 Cosson先生は、大柄な体格からは想像できないほどの繊細、かつ美しい手術を行っていました。
Petros先生(右)
TVT手術を開発したPetros先生にも女性骨盤底の手術、およびインテグラル理論など指導していただきました。


















IRCAD 低侵襲手術トレーニングセンター

IRCAD(Research Institute Against Cancers of the Digestive System)は、フランスに設立された低侵襲手術のトレーニングセンターです。1990年台になり導入されてきた低侵襲手術の普及を推進するために、ライブサージェリー、手術ビデオ、術式講義などの様々な研修を通じて腹腔鏡手術を中心とした低侵襲手術の教育プログラムを提供しています。毎年、世界中から4300人の外科系医師が訪れ、800人の国際的なエキスパートのチームによってトレーニングが施されており、私も2014年に泌尿器科腹腔鏡手術および骨盤臓器脱腹腔鏡手術のコースを受講しました。その内容は筆舌しがたいほど素晴らしいものでしたが、特に婦人科のA. Wattiez教授の講義は技術はもちろん、手術に対する哲学はすばらしいものでした。我々の行うLSC手術は、IRCADで学んだ技術を基本としています。

  

テーラーメイドTVM
〜それぞれの患者さんにあったベストのTVM手術を!〜

 TVM(transvaginal mesh : 経腟的メッシュ手術)手術が日本に導入されてから、すでに10数年経過しており、日本ではTVM手術は、ウロギネ専門医を中心に有効な骨盤臓器脱の手術方法として定着しております。その10数年という期間にTVM手術の術式も変遷してきました。1つはメッシュのサイズです。以前は比較的大きなメッシュが使用されてきましたが、最近ではミニマムメッシュといって症例により小さなメッシュも用いられております。当然ながら患者さんにあった適切なメッシュのサイズを選択する必要があります。また、メッシュを固定する方法や部位もいくつかの選択肢が可能になってきております。
 我々はこれまで日本最多の5000例以上のTVM手術の経験からさまざまなタイプのTVM手術を提供することが可能です。例えばElevate型TVM、Uphold型TVM、EP-TVM、C−TVM withトンネルなど実に多くにバリエーションがあります。またTVM手術は一見簡単そうに見えますが、実際はメッシュのサイズ、固定などに匠の技術を要する非常に繊細な手術です。そして細部にどれだけこだわれるかが極めて重要だと思っています。   
 TVM手術に関して、我々が伝えたいことは1つです。「それぞれの患者さんにあったベストのTVM手術を!」お気軽にご相談ください。
 

排尿の悩みはウロギネセンターへ

 実はあまり知られていませんが、女性の排尿の悩みのど真ん中はウロギネセンターなのです。ウロギネというと一般的に「骨盤臓器脱」や「尿もれ」といった病気を思い浮かべる方も多いと思います。では薬できかないような難治性の頻尿や残尿感はどこに受診すればよいの?と思っている患者さんも多いかと思います。多くの方が、泌尿器科?って思われるかもしれません。でも、なんとなく泌尿器科は男性が行く診療科というイメージがあったり、すべての泌尿器科で、専門的に排尿のトラブルを診療しているわけではりません。やはり女性の排尿トラブルはウロギネセンターに受診すべきなのです。   
 とくに最近は専門的に診療しているウロギネセンターでは、頻尿や残尿感の治療もお薬だけでなく、骨盤底筋体操、骨盤サポーター、CO2レーザー、膀胱水圧拡張術、膀胱内ボトックス注入、仙骨神経刺激療法など様々な方法ができるようになってきています。我々は患者さんの状態に合わせてベストの治療を提供出来ます。ですので排尿のお悩みは是非ともウロギネセンターにご相談ください。

女性のシモの悩み(腟の違和感、不快感、痛みなど)は、どこに受診すればいいの?

  このような質問はしばしば、きかれます。以前は何となく女性のシモの悩みは産婦人科に受診されていました。ところが、産婦人科では「う〜〜ん、うちではないなあ・・・」とか「泌尿器科にいってみたら・・・」などといわれることも少なくありませんでした。そして泌尿器科を受診しても「これは、婦人科じゃないの・・」などといわれ、どちらの診療科にいくのかわからないという声が多く聞かれました。  
 そうです、まさに女性のシモの悩みの多くは婦人科と泌尿器科の両方の知識と技術をもったウロギネセンターへ受診すべきなのです。欧米では古くからウロギネセンターが設立しており、このような悩みはあまりありませんでした。日本では本格的なウロギネセンターがほとんどなく、今まで多くのシモの悩みとかかえる女性が、どこを受診するのか悩むというダブル悩みで苦しんできました。だから今こそ、女性のシモの悩みの救世主、ウロギネセンターの是非受診してみてください。我々が最大限サポートします。






Prolift型TVMグループ

野村先生への相談

ウロギネの病気でお悩みの方に対してメールまたはFAXでの相談(無料)を行っております。ウロギネ専門医の立場から適切なアドバイスを行います。

メール相談 
soudan@urogynenet.com
※注意 携帯電話からのメールの場合、こちらからの返信メールが拒否され、お返事ができないことがございます。3日以上返信がない場合は迷惑メールフィルターをオフにしていただくか、パソコンより送信してください

FAX相談
04-7099-1198
「野村医師あて」で「自身のFAX番号かメールアドレス」を記入の上、上記番号へ送信ください。

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メディア掲載情報

 
 病院の実力51歳から気になる病気
 
 2015年
 読売新聞「くらしピックアップ」   
「女性の尿漏れ 体操で改善」       
 2014年
 読売新聞「すこやかカフェ」
 「骨盤臓器脱 手術で解消」
 読売新聞
 「腹腔鏡手術」
 東京新聞
 尿もれの鍵「骨盤底筋」を鍛える!
 リビング福岡・北九州 1
 リビング福岡・北九州 2
 2012年
 TBSラジオ「明日も元気」出演
 「からだにいいこと」掲載

 
 新 「名医」の最新治療 2011
 ウロギネ専門医として紹介

 2011年 各社新聞
 「医療新世紀」
 「患者を生きる」全6回
 2010年 
 毎日新聞     
 日経ヘルスプルミエ
 「尿漏れ頻尿の原因は」     
 レタスクラブ
 「Women’s Clinic POP」
 2009年 
 毎日新聞
 「骨盤臓器脱」
 西日本新聞
 「尿の悩みが消えると」     
 読売新聞
 「POP悩む女性」
 2008年 
 毎日新聞     
 西日本新聞
 「尿漏れ防げ骨盤底筋体操」 
 2007年
 Donna mamma 8月号
 「気になるママの症状 尿もれ」
 楽生人
 「女性の泌尿器トラブル」
 読売新聞 医療ルネサンス
 「骨盤内臓器脱にメッシュ手術」
 毎日新聞 患者塾
 「POP 負担軽いメッシュ治療法
 西日本新聞
 「中高年女性の骨盤臓器脱」